私がゆにわ流と出会ったのは23歳の時でした。
社会人を辞し、大学に行くため「大学受験塾ミスターステップアップ」に入塾したのがきっかけです。
ゆにわ流に出会う前の私
入塾以前の私はいつも言葉にならない不安を感じていました。
父はサラリーマンでしたがお金に困った記憶はほとんどありませんし、家族仲も良くて友人にも恵まれ、特別な不満もなく、自分は幸せだと思っていました。
なのに不安は消えません。
私は昭和60年生まれで、生まれてすぐに平成が始まりました。
物質的にはどんどん豊かになるのに、闇の深いニュースがいつも世間を賑わせる。それが常でした。
年金や終身雇用などの基盤がどんどん崩れていき、インターネットがものすごい速さで広まり、昭和から続く「当たり前」が「当たり前」ではなくなっていくのです。
とてつもないペースで世の中が変わるのを肌で感じるのに、大人は暗い世の中になったと嘆くばかり。
「これからの時代を生き抜く方法」なんて誰も教えてはくれませんでした。
- 「この調子だと私が大人になる頃には、きっかけ1つで簡単に人生が転落する時代になってしまう」
- 「ひとつの会社に依存するだけじゃダメだ。これまでの常識とは違う方法で生きる術を探さないと」
思春期を迎える頃には何となくそんな考えを持つようになり、これらの不安から私はお金の様々な稼ぎ方を模索し、学び、実践してきました。
あるときは高額の教材を買い、あるときはセミナーに参加しました。
「自称成功者」あるいは「成功しているように見える人」の教えを必死に学んで成功を夢見続けましたが、そんな「成功者」達もまた不安からお金を求めているように見えたのです。
一方で私はストレスをごまかすため、お酒やカラオケに夢中になり、またある時には、言葉にならない不安を絵や文章で表現しようとしました。
しかし、毎日を必死にこなしながら、時折思うのです。
- 「私は『今』幸せだろうか」
- 「優秀な人でさえ負け組になるんだ。私みたいなのが頑張ったって、きっと救われない」
- 「未来には絶望しかないのに、どうして頑張らなきゃいけないの?」
- 「ああ、生きるのって、苦痛だなぁ」
けれどもこんなこと、両親も含めて言える相手などいません。
「誰だって辛いんだ。けど、皆それを我慢しているんだよ」
事あるごとに親にこう言われていました。だから自分の中の不安から目を逸らすしか方法がなかったのです。
人混みの中で言い様のない虚しさと孤独を感じ、繋がりを求めてSNSにはまりました。
「私を見て」「私はここにいる」「ここで必死に生きている」といつも心の中で叫んでいたように思います。
ゆにわ流を知った第一印象
「大学受験塾ミスターステップアップ」には普通ではない空気がありました。
ほとんど知られていない塾なのに「E判定から逆転合格」を謳う。
大手塾よりも自信に満ちたその看板に、世間の常識から外れた世界がある予感がしました。
何よりも塾の発する空気は、私が求め続けた理想の世界観とよく似ていたのです。
「ここで人生を変えよう」
そう決めて入塾しました。
こんなにワクワクする学習塾があるなんて
入塾すると自分専用の席とテキストを渡され、勉強のやり方を教えてもらいました。
テキストの読み方、ドリルの使い方から教わり、
- 気分が乗らないなら場所を変えたり、歩きながら勉強するのがいい。
- 好きな時間に、好きな場所で勉強できる。
- 疲れたらマンガでも読んで休むといい。
分からないならいつでも聞けますし、相談だって乗ってもらえますから、サポートのきめ細かさがとんでもなかった、と今でも思います。
けど、勉強するのはあくまで塾生本人。
いつも見守られているから、自分の中にある不安と向き合う余裕ができましたし、勉強以外でも定期的にゆにわ流の話を聞ける時間がありました。
いつもとても楽しみで、メモを片手にわくわくしながら参加していました。
常識外れの経験をさせてもらった
教えてもらった勉強法のほとんどは、常識外れで、初めて取り組むものが多かったので、頭で理解してもすぐに上手くできる訳ではありません。
それでも毎日続けることで、徐々にできる感覚を掴んでいき、その感覚が身につくと、より難しい問題をより短時間で解けるようになりました。
教科の枠を超えて深い部分で知識が繋がる、という不思議な経験を何度もしました。
大学受験はやはり自学自習が基本になりますし、先生と話さない日もたまにありましたが、
- 見守られている。
その信頼感があったから、先生の言葉をスッと受け入れることができました。
この恵まれた環境で1年近く過ごし、入試を迎える頃には「もう1年この塾で勉強したい」とさえ思うようになっていました。
わずか1ヶ月半で体重が10kg落ちました
ステップアップを卒業し、大学生になった私はゆにわ流から離れました。
それから6年ぶりに戻ったのですが、その時には受験時代よりも店が増えているのでした。
大人が日常を通じて美しい生き方を学ぶ「ゆにわ塾」を知ったのもこの時です。
ゆにわ塾もまた「普通じゃない」と思いました。
それから「懐かしい」とも。
大学受験塾ミスターステップアップと同じ世界観がそこに詰まっていたのです。
ゆにわ塾では物事の根底にある教えを学び、毎日の生活で実践することを推奨しています。
一般的なセミナーのように教わるだけ、受け取るだけでは終わらない、より実践しやすい環境もますます整ってきています。
けど、学びを実践するのはあくまで塾生本人。
ゆにわ塾なら、講師だけでなく共に学ぶ仲間がいつも見守ってくれます。
何から始めるべきか、あまりの情報量に最初は戸惑うかもしれません。
やりやすい所からで大丈夫ですが、おすすめしたいのは食事です。
ゆにわには「食べ方は生き方そのもの」という考えがあります。
食べ方を変えて人生が良くなった人が後を絶たないからです。
かくいう私もその1人です。
食べ方を変えただけなのに、わずか1ヶ月半で体重が10kg落ちました。
やった事は『食事をゆにわ流に変える事』だけです。
たかが食事、されど食事。
人生が変わりふと気付くと、あれだけ苦しかった「言葉にならない不安」はきれいに消えていました。
代わりに手にしたのは『どんな時も支え合える仲間』と『とても普通ではない成長法則』。
新たに出会えたのは、無意識に押し殺していた『本当の自分』。
求めた分だけ成長できる場所。
いつも自然体でいられる場所。
これが今のわたしにとっての「ゆにわ」です。