仕事・勉強

一流の人が10年後に残すもの

10年先に一流のビジョンを持つ

今日は「10年後に残るもの」というテーマで話していこう。

私が受験生の時、勉強法と共に南極老人によく言われていたのが10年後のビジョンを持っているか」だった。

どうせビジョンを持つなら、皆には一流のビジョンを持ってほしいと思う。

一流か二流か三流かを決める定義は色々とあるが、今回のテーマに合わせると「何を残したかでその人は何流かが決まる」と言われている。

例えばビル・ゲイツは、総資産額が6兆円あると言われている。(ちなみに平均的なサラリーマンの生涯収入は3億円と言われる)

彼には子どもが何人かいるが、彼らには8億円だけ残し、残りは財団を作ったり寄付をして使い切ると言っている。

会社が二代目になって失敗する典型例は「お金」の残しすぎだ。

お金を残すと二代目は生まれた時からお金持ちで、苦労も努力もせずにその地位が約束されているから努力をしなくなる。だからお金を残す人は三流だと言われている。

では二流の人は何を残すのか。

二流の人は「技術」を残すと言われている。

例えば震災や戦争で日本が壊滅的な状態になれば、お金の価値はほとんどなくなる。

太平洋戦争の時には大金を積んで頼み込み、少しの野菜を農家に分けて貰う必要があった。

お金はその日を生きるのには確かに必要かもしれないが、5年、10年先まで今と同じ価値があるか分からない。またお金だけ残しても使えば無くなってしまう。

けれども「技術」があれば、たとえ一文無しになっても後に残る人がまた発展することも可能だ。

だから「お金」を残す人よりも、「技術」を残す人の方がより優れていると言われている。

では一流の人は何を残していくのだろうか。

一流の人は「お金」でも「技術」でもなく、「人」を残したり育てるのが上手いと言われている。

次世代に残すもの

誰であれ、いつまでも活躍し続けることはできない。いずれ引退する日が来る。

その時「お金」や「技術」は自分が頑張れば残せるが、人は自分が頑張った分だけ育つものではない。

むしろやりすぎると相手が潰れたり、ついてこれないこともある。

だからその塩梅(あんばい)もきちんと見なければいけない。それに自分の成功例が相手にも通じるとは限らない。

多くの企業に共通する悩みとは?

経営コンサルタントが企業の相談に乗るとよく出る悩みの一つが「人が育たない」だそうだ。

たとえ自分の代で上手くいっても、後続が育たなければやがて会社は潰れてしまう。

上手くいったのに残せないのはもったいない。

人を育てるのはどんな経営者にとっても究極の課題なのだ。

それゆえに人を残していくのが一流の人の証だと言われている。

受験から10年経っても残るもの

この話を勉強に置き換えてみよう。

受験勉強で覚えた数式や英単語は、受験が終わって半年経った時どれ位覚えているものだろうか。

私の友人たちは大学一年の夏休みにはほぼ忘れていた。では受験から10年経ったら何が残るのか。

残念ながら学歴は残らない。

20代後半や30代で学歴を自慢する人は、少なくとも私の知る限りではいなかった。

けれども本当に受験勉強に100パーセント注ぎ込んだ事は今でも覚えている。

例えば思考連続法で覚えた英語や国語の問題だ。

同時に「あの時勉強に集中できていなかったな」とか「勉強に向き合えていなかったな」という後悔も残っている。

きっと受験勉強に本気で取り組んだ人なら、たとえ知識は忘れてしまってもこういうことは多かれ少なかれ残っているのではないかと思う。

10年経って覚えた知識が消えてしまっても、こうして残っているものがその時の皆を支えている、作っているとも言えるだろう。

「大学は出会いが多い」は本当か?

人間関係はどうだろうか。

大学入学後の4月や5月は友達を作りやすいと言われる。

自分も相手も友達がほしいから、連絡先を交換する程度なら簡単にできてしまう。

私の場合はこの時期に100人以上と繋がった。

これは社交的にしていれば決して多い人数ではない。

そう考えると確かに大学は出会いが多いが、そこから食事に行くような仲になるのは10人位だ。

ましてや卒業後も会おうと思う人は片手で数える程度になってしまう。

5年後、10年後にも残っている人間関係は微々たるものだ。

本当にエネルギーを掛けるべきなのは

ここまでは「引いていったら残るもの」の話をしてきたが、では逆の生き方はどのようになるのか。(私たちは「足し算の生き方」と呼んでいる

私の友人を例に挙げて話そう。

彼は大学時代に英語・国語・社会の、中学と高校の教職課程を取っていた。

これだけたくさん取っていたので、彼は教育実習などで大学時代をとても忙しく過ごしていた。

そんな彼はどこに就職したのだろうか。聞くと一般企業に就職していた。

とりあえず教職を取り、就職できなかったら教師になる人も確かに多い。

しかし彼の話を聞いた時、貴重な大学4年間をあれだけ費やして教職をいくつも取ったのに、結局教員にならないのか、と思ってしまった。

残らない関係に時間やエネルギーをかけるのは本当にもったいない。

皆には最後まで残る関係を大事にして欲しい。

残らないものに時間やエネルギーを掛けていたら後から振り返って「俺何やってたんだろう」となってしまう。

そうは言っても最初から「10年後も残るかどうか」なんて分からないので、まずは選別せずに付き合ってみると良い。

ただその時にはその場限りの関係ではなく、5年、10年と付き合い続けていく覚悟や資格、価値があるのかを、常に自分に問いかけてみてほしい。

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