メッセ-ジ

「今すぐ、目指したい未来を目指していい」講師・弓場汐莉

 

普通の高校生だった私が、E判定から京都大学に大逆転合格!

自分を信じ、指導者を信じるという経験は、想像以上のものでした。

私がステップアップと出会い、どのように心が満たされ、自分と向き合い、結果を出すに至ったのか、その道のりをお話します。

大学受験に必要なものは、こんなにもシンプルなのです。

何にも熱くなれなかった私が、 やる気と希望を見つけた

私は、今でこそ京大に大逆転合格を果たし、ステップアップで講師をしていますが、高校生のこ ろは全くやる気のない平凡な女子高生でした。

部活も勉強も中途半端。

高校3年生になると「京大を目指す!」と口では言っていましたが、本気で 勉強に向かってはいませんでした。

まさか行けるとは思っていなかった、というのが本音です。

でも、周囲に対しては何か大きなことを言っておかないといけないんじゃないかなと、家族や友達の反応を気にして格好をつけていたのです。

今、振り返るとよくわかるのですが、当時の私は本音で自分の人生を生きていませんでした。

自分にウソをつき、なんとなく周囲の雰囲気に合わせるようにして生きているだけでした。私は人生に迷っていたのです。

と言っても、何か大きな問題を抱えていたわけではありません。

むしろ逆です。何も苦しいことなんてないし、不幸だと言えるような状況もありません。

ただ、どこか満たされない私がいたのです。

普通に恵まれた暮らしをしているのはわかっていましたが、その暮らしがこれからもずっとずっと続いていくことが不安でした。希望を感じられなかったんですね。

なんとなく見栄えのいい目標を言っておけば「スゴイね」「がんばってるね」って言ってもらえます。

でも本心ではないから、どこか空しいんです。

もしかすると、大学にいっても、社会人になっても、同じような会話を繰り返すの?

高い目標をとりあえず言っておいて、平日にイヤイヤ働いて、休日にパーッと遊ぶ、を繰り返すの? と考えると虚しさでいっぱいでした。

もちろん高校生なのですから、できることは限られています。

人間関係も、勉強内容も、行動範囲も大方は決まっています。仕方がないといえばそうかもしれません。

ですが、そんな未来を思うと、どうしても勉強に身が入らなかったのです。

そんな私にターニングポイントとなる出会いがやってきました。そのきっかけが、一冊の本『大逆転勉強法』でした。

たまたま訪れた書店で平積みになっていたその本を手に取って、「偏差値 44 から東大・京大に合格した方法」という文字を目 にしたとき、「私のことだ!」と思いました。

即購入し、自宅で一気に読み終えました。本を閉じた時、私はとにかく感動していました。

「どうせ受からんやろな」と心の底で思いながら「京都大学」と言っていた私が、「これなら私でも確実に成績を上げられる。この勉強法さえあれば、あとはやるだけだ!」と確信でき、合格までの道筋が自分のなかではっきりイメージできました。

そして「この塾で学ぼう、そうすれば私は京大へ行ける」、と静かに確信していました。

「今すぐ幸せになってもいい」 ~何もなくても幸せになれる~

高校を卒業し、私は浪人することになり、さっそくステップアップに入塾しました。

 

『大逆転勉強法』を何度か読むなかで「塾生じゃないと聞けない秘密がありそうだな~」と思っていた私が、何よりも期待していたのは先生の話です。

「受験とは心理戦だ」とか「大学受験で人生が変わる」ってどういう意味?と興味津々だったのです。

塾には「大逆転の会」というモチベーションアップの会や「食事の時間」など、先生から勉強以外の話を聞く機会がたくさんあります。

そんな中に入って話を聞くうちに、「受験で人生が変わる」の意味がだんだんわかってきました。

特に心に残っているお話をシェアしましょう。

私は、子どもの頃から「人は誰しもカンタンには幸せになれないんだ」って、なんとなく思って生きてきました。

幸せになるには、何かスゴイ偉業を果たすとか、自分にしかない特殊な才能で脚光を浴びるとか、そんな何かしら自分だけのスゴイものが必要で、それを必死に探さないといけないって、どこかで信じ込んで生きてきました。

たぶんテレビや雑誌の影響か、幼い頃からの思い込みでしょう。

だから大学受験もそれと同じ感覚で、 スゴイ結果を出さないと幸せになれないって、無意識のうちに思っていたのです。

ですが、ステップアップの先生は全く異なることを話されました。

「『何かがないと幸せになれない』『多くのことを得て、多くを積み重ねないと満たされない』と思っていないかい?

その考え方では、本当の意味で幸せにはなれない。

本当の幸せとは『何にもなくても、何にもできなくても幸せ』という状態だ。

自分ができること、得たこと、積み重ねてきたこと、周りの環境など、物理的なことぜんぶ差っ引いても『幸せ』と言えるのが、本当の幸せ。

難しいことだと思うかい?難しいことじゃない。

なろうと思えば、今この瞬間に幸せになる。『私はすでに幸せだ』と無条件に確信すればいい。

そもそも18年間、ごはんの心配なく生きてこられたのは、十分すぎるほど愛されている証拠なんだよ。

だからあとは、『私はすでに幸せだ。いま、幸せになっていい』と自分に許可をだせるどうかだ」、と。

この言葉を聞いた瞬間、目の前がパーッと明るく開かれるのを感じました。

追い立てられるように大学受験や将来のことを考えていたときは、とてもそんなふうには思えませんでしたが、この瞬間、私がこれまで見てきた人生の風景がガラリと変わるのがわかりました。

「今、幸せに なっていい…」この言葉が心にヒットした私は、ここで勉強すれば違う人生を歩める、私が求めていたものはコレだ、と改めて確信したのです。

受験勉強は自分との闘い、 方向を見失わないために

私は自分の直感にしたがい、心から信頼できる塾に入塾できました。

勉強する環境は完璧に整いましたが、心が軽くなるのと受験勉強はまた別の話です。

完璧な環境とはウラハラに、私の受験勉強は難航を重ねました。

環境が整えば整うほど、身を預けている相手を強く信頼すればするほど、自分の心の闇があぶりだされて、いっとき調子が著しく下がるのです。

そうなると受験勉強どころではありません。

2 時間くらい机の前に座っていても、頭の中は雑念だらけで勉強になっていないこともありました。

自分だけで乗り越えられないときは、何時間も相談に乗ってもらうこともありました。

しかしそれは、体でいうデトックスのような作用なのです。

その状態を乗り越えると、前よりも心が明るく、 軽く、前向きになった自分に出会うのです。

そうやって自分の精神状態を整えるのに秋までかかったように思います。

そんな私がなぜ、苦しみながらも毎日の勉強を続けられたかと言えば、最初の確信が揺らがなかったからです。

私は、とにかく違う人生を求めていましたし、この受験の先に違う未来があると信じていました。

もちろん成績が伸びなかったときはそれ相応にもがき苦しみましたが、「この勉強法なら絶対に成績は上がる」という確信は揺らがず、勉強面で弱気になることはありませんでした。

自分の経験やステップアップの塾生を見ていても思うのですが、大学受験でもっとも大事なことは何かと聞かれたら、私は「信じること」だと答えています。

信じきれない人は、どうしても勉強に集中で きません。体からエネルギーが漏れていくんですね。

勉強しながらも頭の中は雑念がいっぱいになって集中できなくなるんです。

でも信じていると、計画どおり受験勉強に専念できます。

「信じるって何を?」と思いましたか?

受験生が信じるべき対象は二つあります。

一つは、自分が選んだ勉強法、 先生、教材など、ついていく対象です。

ここを迷って転々としてしまうのは時間がモッタイナイですから、いったん決めたらやり遂げたほうがいいですね。

そしてもう一つは「自分自身」です。

大学受験は自分との信頼関係がカギになります。

自分を信頼するためには、自分が正直でないといけません。

たとえば志望大学も、誰かに勧められた大学や、本音ではない目標だったりすると自分を信頼できず、最後まで頑張れなくなるんです。

だから目標設定はとにかく正直になってください。もし、自分の正直な気持ちがわからなくなってきた、という人がいたら、一度ステップアッ プに来て下さい。先生と本音でじっくりお話しできますよ。

かつての私のように自分を偽った状態で受験をスタートしないようにしてください。

正直な目標設定と幸せの基準を見つかれば、 迷いなく勉強に専念できます。

心も身体も元気になるティータイムをお楽しみに!

私は、勉強を教えるだけでなく、塾生の皆さんにおいしいお茶をよくふるまっています。

塾生たちは、私にとって弟や妹のような存在です。

頑張っている姿を見ると、おいしいお茶で応援したくなるんです。

紅茶、ハーブティー、ホットコーヒー、カフェオレ、はちみつレモン…と、様々な飲み物を用意しているのですが、ティータイムは塾生たちも楽しみな時間です。

お腹に入れるものってダイレクトに身体に影響するんですよね。

塾生たちが、癒されながら新たなエネルギーに充たされていく様子を見ていると、お茶のパワーにいつも驚いています。

身体って正直なんですよ。言葉を尽くしても伝わらなかったことが、一杯のお茶なら伝わるんです。

入塾されたら、心も身体も温まるティータイムも楽しみにし ていてください。

受験生は、変わるチャンスがいっぱいある

私から、受験生の皆さんにお伝えしたいのは、 大学受験は自分を大きく成長させる「チャンス 」だということです。

  • 大学進学に向けて人生の目標を見つけたい人
  • 誰かが引いたレールではなく自分で進路を選びたい人
  • 何のために勉強するのか目的を見つけたい人

そんな人にはステップアップは力になれます。

受験生、中でも浪人生は、立場は不安定ですが、見方を変えれば肩書のないフリーな状態です。何にでもなれる期間とも言えますよね。

それまでは学校から与えられたもので、決められたことをやるしか選択肢はありませんでしたが、受験生はそんな枠から離れて、自分で自分の将来のために選択していけるのです。その力は誰にでもあります。

もし、「私にはムリだ」と思うなら、それは自分で自分の持っている力に蓋をしているからです。

そんな人こそステップアップに来てください。

私が浪人時代、「今すぐ、幸せになっていい」って自分に許可できたように、皆さんも「今すぐ、目指したい未来を目指していい」って自分に許可を与えてください。

今、落ち込んでいることがあっても、それは未来によくなっていくための踏み台だった、って思えるようになりますから!

高校時代、私の成績はどん底でしたし、模擬試験も E 判定の連続でした。

ですが今となっては、その経験があったからステップアップで頑張ろうと思えましたし、信じることの素晴らしさを経験できたんだと思います。

どんな最悪な出来事も、見方を変えたら未来を切り開く材料になります。

あなたの今の偏差値がどれぐらいであっても、人間関係でツライ経験をしていたとしても、そこから新しいページを開いていくことができるのです。

そんな新しい未来に向けて、皆さんと一緒に成長していけることを楽しみにしています。

弓場汐莉 ( ゆばしおり )

大学受験塾ミスターステップアップ専任講師。
浪人のときに、ステップアップで勉強法を学びわずか2か月で、E判定からA判定に。その後もペースを落とさず勉強し、京都大学農学部に大逆転合格。「SVOC?何それ?」という状態から、英語構文が大得意に。4STEPのA問題も解けなかったが、京大の数学で4 完 2 半。化学の解法の必然性を会得し、自分はやればできる人間だ、と信じられるようになり、明るく、前向きな性格になるなど、ミスターステップアップで起きた奇跡は数知れない。

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