金運を上げるために知っておくべき2つの法則
「今すぐ願いが叶うとしたら、何を願いますか?」と聞かれて、多くの方の頭に浮かぶのは「金運を上げたい!」ではないでしょうか。
「金運が上がる」というワードからは、
- 貯金が増える
- 臨時収入が入る
- 昇給する
といったことをイメージされる方が多いと思います。
けれど、単にお金が増えることだけが金運ではありません。
お金というのは何もないところから、生まれるものではなく、目に見えないエネルギーが具現化したもの。
そのエネルギーは「徳」と呼ばれます。
「徳」とは金運のみならず、あらゆる幸運の源となるエネルギー。
誰もが、「徳」の貯まる目に見えない貯金通帳をもっています。
たとえば、臨時収入があったり、うれしい出来事があったりしたならば、同時に徳の貯金をそれだけ消費して、具現化したということを意味します。
つまり「金運がいい」というのは、「徳」をうまく貯めて、それを上手にお金に換えて活用できている状態のこと。
金運を上げるには「徳」を貯めること、「徳」をお金に転じる方法を知ることが大事だということなのです。
徳を貯めると必ずいいことがある
信頼を集める人のことを「あの人は徳が高い」といいます。
徳とはまさに信頼のような無形の財産なのです。
徳を貯めるには、人知れずいいことをしましょう。
褒められずとも、礼を言われずとも、見返りを求めず掃除したり、ただただ善行に励むことです。
それが最高の徳積みになり、運の貯金になります。
さらに、個人の努力だけでは決して貯めることができないほどの徳を授かる方法があります。
それが神社参拝。
社会的信用のある人が、銀行で融資を受けやすいように、日ごろから神様との信頼を築いていると、いざ神社にお参りしたときに、神様が莫大な徳を授けてくださるのです。
大自然の法則の中に金運アップの秘訣があった!
では、「徳」をうまくお金に換えて活用するには、どうすればいいのでしょうか?
その秘密が、古代より東洋に伝わる「木・火・土・金・水」の法則に隠されています。
この世界に存在する有形無形のあらゆるエネルギーは、「五行」とよばれる木・火・土・金・水のエネルギーで構成されます。
この五要素は、「5つのエネルギーのカタチ」を意味します。
水は流水のように「さがる」エネルギーで〝知恵〟の象徴。
木は草木のように「ひろがる」エネルギーで〝発展〟の象徴。
火は炎のように「あがる」エネルギーで〝成長〟の象徴。
土は大地のように「まざる」エネルギーであり〝融合〟の象徴。
そして金は一点に集まる「むすぶ(凝結)」エネルギーで、まさに〝財・お金〟の象徴なのです。
自然に置き換えると、木が燃えることで火が生まれ、火が土をつくり、土の中で金(鉱物)が生まれ、金から水がしたたり、水が木を育てるというふうに循環しています。
金運を上げるには、この循環を常に回し続けることが大事なのです。
「土」を「金」のエネルギーに変換する意外な方法とは
とりわけ重要なのが「土」のエネルギーを「金(お金や財産)」に変換する流れをつくること。
日頃のコミュニケーションの中で、そのことを意識することで、「徳」を金運に換える流れが生まれます。
人と人が話し合うと、必ず様々な意見が入り乱れ、まさに「土」のようにごちゃまぜの状態になります。
その混沌から「金」を生むということは、そこから、いかに美しい結論を導き出すかということ。
つまり、話の結びを「一点に集めて」関係者全員に一体感が生まれるような、納得のいく着地点にもっていく。
ささいな会話ですらも、ムダ話で終わらせずに、最後は全員が「実りのある時間だった」と思えるように「むすぶ」ことで「土」が「金」のエネルギーに変性していくのです。
すると、「徳」が目に見える財産に変わる流れがやってきます。
お金の使い方を意識すれば運気がさらに良くなる
入ってきたお金を、どのように使うかも運気を大きく左右します。
貯めこんだり、自分の欲や満足のためにばかり使っていると、やがて「徳」が尽きてしまうのです。
財を得たら、人に喜んでもらえる使い方をしましょう。
そのときのポイントは、「金」を「水」のエネルギーに変えていくこと。
「水」は「さがる」エネルギーですから、勉強や、困っている人を助けるためにお金を使って循環させる。
するとそれが知恵(水)に変わり、発展(木)をうみ、多くの人に恩恵が広がる。
さらに成長(火)して文化がうまれる。
それがまた多くの人との出会いにつながり「土」になり、「金」をうむ。
この目に見えない循環を味方に付けることが、金運に恵まれる最大の秘訣です。
ぜひ、意識してみてください。