仕事・勉強

「集合的無意識」の囚われを抜けたら本物の自由が手に入る!

集合的無意識にとらわれている現代社会

現在、ゆにわ流を学んでいる大学生の吉田こころです。

ゆにわでお手伝いをさせていただく中で、

「世の中は「洗脳」に溢れている!」

そう実感する機会がとても多くなりました。

ここで言う洗脳とは、カルト教団によるマインドコントロールのように、あからさまなものではありません。

もっと日常に溶け込んだもの。

テレビやネット、マスコミ、広告、親や学校の教育、人々の会話、社会に浸透している常識などから受ける〝刷り込み〟のことです。

例えば、まわりの大学生の声に耳を傾けてみると、

  • 資格をとらないと将来が不安
  • 安定した仕事に就けたら良いなぁ
  • 金持ちになったら幸せでしょ
  • ◯歳くらいには結婚しないと
  • 彼氏(女)がいなくて寂しい

といった会話が溢れています。

かくいう私も、すこし前までは同じようなことを考えていました。

でも今は、資格、職業、お金、結婚、恋人といった〝形あるもの〟を追い求めるより、もっと大切なことがあるんだなぁ、と思うようになりました。

このように狭い考え方に閉じ込められているせいで、不幸な人生を余儀なくされている人が多いことに気づいたのです。

でも、どうして人は、つい形だけの幸せを求めてしまうのでしょう?

その根底には、人類が乗り越えるべき大きなテーマが眠っているという驚愕の事実を北極老人より教わったのです。

今回はその学びをシェアします。

世界最大の洗脳の正体とは?

実は、人類全体にかけられている、世界最大の洗脳があります。

それが『集合的無意識』からの影響。

これこそ、人間の意識の深くに不幸な考え方を植え付けている諸悪の根源なのです。

集合的無意識とは?

集合的無意識とは、「全人類が共有している巨大な情報データバンク」のことです。

心理学者のユングがその存在を提唱しました。

その中には、人類誕生から現在に至るまでに、世界中の人々が「思ったこと、考えたこと」が、すべて保存されているのです。

集合的無意識は、人類の進歩とともに、日々、大きく膨れ上がってきました。

大多数の人は「私は私、あなたはあなた」というように、個人個人が独立した意識を持って生きていると思っているでしょう。

けれど実際は、誰でも意識の根底で、巨大な集合的無意識と繋がっています。

自覚はなくとも、そこに蓄えられた莫大な情報がたえず脳内に自動でインストールされているのです。

人類の「心の歴史」は暗く悲しい

この話を知ったときの私の率直な感想は、過去の人類が「思ったこと、考えたこと」の影響って、そんなに悪いものなの?

ということでした。

けれど、人類の過去を振り返ってみたとき、納得しました。

人類の歴史は、戦争、差別、奪い合いの歴史です。それはもう、悲しくなるほどに。

では、人はいつから争うようになったのでしょうか?

それは「上下意識」が芽生えたときからです。

それにより貧富の差が生まれ、「偉い人」だけが豊かさを手にする階級社会が作られていった。

お金、身分、財産、血統、技術、実績などのステータスがあるほど有利な世の中が形成され、「ステータスこそが人の幸せ・不幸せを決める」という意識が強まっていった。

その蓄積が、集合的無意識に渦巻いているのです。

そのため、人は集合的無意識の影響を受けるほど、人間の価値をステータスだけで判断してしまうようになります。

そして自分自身もまた、身分、学歴、資格、お金、結婚といった形あるものによって〝自信〟を得ようとします。

それらがなければ不安で、幸せになれないとすら思い込んでしまうのです。

すぐに人と自分を比較して落ち込んだり、人を見下したり、人目を気にして格好つけたり、人の幸せを素直に喜べなかったりするのも、すべて集合的無意識に飲み込まれているから。

でも、ゆにわでは、むしろ「人間の本当の価値は、すべてのステータスを差っ引いたところにある」と教わってきました。

心のあたたかさや、生き様の美しさ、愛の深さ、そういう形無きものにこそ、人の真価が表れるのだと。

人類の悪しき「心の歴史」によって作られた集合的無意識が、人を純粋な愛から遠ざけているのです。

いかに集合的無意識にとらわれていたのか

もし、人が集合的無意識から解放されたら、どうなるのか?

その姿をユーモラスに描いているオススメ映画があります。

フランスの映画「美しき緑の星」です。

この映画では、美しき緑の星という地球とは別の惑星が登場します。

そこの星の暮らしは一見、原始的。

しかし、みんなが自由で平等な暮らしを営み、幸せを謳歌しているのです。

身分も、差別も、争いもない。

お金すら存在せず、食べ物も分かち合い、各々が得意分野を活かして助け合う。

平和的で非常に理にかなっている世界がそこにあるのです。

この物語では、主人公のミラが「星外派遣」という任務で地球に派遣されます。

ミラは地球に降り立ち、その様子に驚きます。

なぜ貧富の差があるのか、なぜ人々は地位や名誉を振りかざすのか、どうして競い合うのか……、平等な世界を生きてきたミラには、集合的無意識に毒された地球人の感覚が理解できないのです。

そんなミラは、「切断」という特殊能力を使うことができます。

この「切断」について作品中では事細かに説明されていませんが、北極老人曰く、これは「集合的無意識から切り離すこと」を暗示しているのだだそう。

ミラによって「切断」された地球人は、それまで縛られていた「常識」や「世間体」といった刷り込みから自由になり、奇想天外な行動をとりはじめるのです。

その姿はコミカルに描かれていて笑いを誘いますが、同時に、すごく考えさせられるものでした。

「全人類が美しき緑の星の人たちのように、自然体で生きられたら、どんなに幸せだろう」という想いが湧き上がってきたのです。

もちろん、あの美しき緑の星のすべてが理想とは言いません。けれど少なくとも、現代人の生き方が、あまりに不自然であることに気がついたのです。

人々の無意識が自信(地震)を求めていたのか?

私自身、まわりの先輩や友人と比較して自分を責めたり、「もっと自信が欲しい」と、成果を急ぐことがありました。

でもこの映画を見て、それもまた集合的無意識の影響だったのか! と内省しました。

そんな折、私たちの住む大阪北部で大きな「地震」があったのです。

ゆにわ各店でも、たくさん皿が割れ、家具が倒れました。

その様子を見て、形あるものは、なんて脆いのだろう、と痛感したのです。

まるで「偽りの自信を求めるな(それは簡単に壊れる)」と、天地自然に教えられているようでした。

私は東北出身です。

東日本大震災のトラウマがあり、今回も余震の度に怯えていました。

その恐怖から私を救ってくれたのは、仲間がいてくれる安心感でした。

愛や絆。

形なきものこそが、人生で一番大事。

日々の中で感じる、何気ない人のあたたかみが、こんなに貴重だったんだ……。

感謝とともに、私はそれを守っていこうと、静かに決意したのです。

作品紹介

映画「美しき緑の星」

1996年・フランス。

世の中の仕組みを根底から問い直すクレイジーな作品であるがゆえに、国に発行禁止処分にされた。現在はインターネット上でのみ視聴できる。

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