子育て・教育

ゆにわが取り組む、新しい子育てのかたち

みんなで子育てする文化をつくる

昭和初期までの日本では、近所付き合いが盛んでした。

「今日、子供の面倒見といてあげるよー」という会話がご近所さんや親戚の間で交わされていて、お母さんたちの交流もたくさんありました。

しかし今は、核家族化が進み、近所付き合いは希薄。

旦那も働きに出ていて夜遅くまで戻ってこない。

そうなると、子供が保育所や幼稚園に通うまでは、お母さんはたった一人で手がかかる子供の面倒を見なければいけません。

時間も体力も全て子供に捧げているため、食事はどうしてもインスタントなものに頼ってしまいがちになってしまいます。

日々のごはんをゆにわで食べているお母さんたちは、お母さんたちが孤立することなく、一か所に寄り合うことで、愛情のこもった料理を作れて、情報共有もできる場所をかたちにして、協力体制で子育てに取り組んでいます。

Q:みんなで子育てする場ができてから、どういう変化がありましたか?

お母さんA:

ここに来る前は、ずっと子供から目が離せなくて、気分転換もあまりできない感じでした。

心理的負担はかなり大きかったですね。

一番ストレスが大きかった時期は、子供が歩き始めた1才5~6カ月のとき。

ちょうど夏だったんですけど、ごはんを食べるのも、食べに行くのも憂鬱でした。

ご飯を食べに行って、ぐったり疲れて帰ってくる…みたいな。

でも、たまひよでは他の方が子供の面倒を見てくれるので一人で頑張らなくていいんですよね。

床にはクッションが敷かれていますし、子供にとって危険なものがあまりないので安心できます。

なので、本当に安心してごはんを食べるようになりました。

以前は、味わうにも味わえませんでしたから(笑)

「第二のお家」みたいにリラックスできる、親も子供も安心して居られる場所です。

いろんな人の愛で、子どもは育つ。

ゆにわのスタッフの方が“ピンポーン”と来くると、子供たちは大はしゃぎ!

普段は女性ばかりの空間なので、男性スタッフがくると、肩車をしてもらったり、パワー系の遊びをしてもらえるのでとても喜びます。

備品を組み立てているスタッフさんに近付いて、お手伝いをしてみたり。

厨房のスタッフさんにお味噌汁の味確認をしてもらったり。

親の言うことは聞かなくても、他の人の言うことだったら聞くことがあるので、こういう交流があるのは嬉しいですね。

子供もそこでエネルギーを解放できるのでいいみたいです。

本当の愛情料理を目指して

ゆにわが目指す料理は、毎日食べたいと思える究極の家庭料理。

子供たちの表情を見ながら、子供たちのために炊飯をすることができる。

ごはんの量を調整してあげることができる。

きちんと心に余裕があれば、それが誰の子であってもお母さんは愛情を込めて作ることができるもの。

そんなお母さんたちの姿を見て、子供もお手伝いを「したい」と思う。

机を拭いたり、葉野菜をよそってみたり。

お味噌を溶いてみたり。

炊飯器のボタンを押してみたり。

したいと思ったときにすぐに「できる」。

それが実際に「やれた!」という体験をすると、大きな自信につながります。

お母さん同志のつながりができたことによる変化

Q:お子さんを預けることに対して、不安はありませんでしたか?

お母さんB:

もともと仕事をしていたので、子供を預けることに抵抗はありませんでした。

けど、秋ごろに一度他で預けたときには、ちょっと不信感が募る出来事があったんです。

そのときに、場所よりも信頼がおける人かどうかが凄く大事なんだと気付きました。

ここに居るお母さん方は、食堂(社員食堂ゆにわ)で何度かご一緒したことがあって人柄もわかっているので、子供を任せることには何の不安もありませんでした。

こうやって、安全な場所で、信頼のおける人たちに見てもらえるのは、本当にありがたいことなんだなって思っています。

お母さんC:

私、ここに来る前は一人で子育てをしていたんです。

初めての子で、けっこう手がかかったんですよ。

それで、「どうしてこんなに手がかかるんだろう?他のママさんたちは簡単に子育てしてる人もいるのに、その違いは何なんだろう?」ってずっと思っていて。でも私も言わなかったんです。

大変だとか辛いとか。

それが、ゆにわの近くに住むようになって、先輩方から色々とアドバイスをしていただく機会に恵まれて。

原因がわかって凄くホッとしました。

「ああ、だからこんなに大変だったんだ…」って。

最初は自分を責めがちでしたから。

それが、ここにきて一番嬉しかったことですね。

この前も、「子供が朝ご飯の時間にごはんを食べないんです」って話をしたときに、「夜に何か食べさせてませんか?」って、既に二人のお子さんを育てている方に言われて。

実際、お風呂上りにお腹すいたすいたって言うので、ちょっと食べさせてたんですよね。

すると、「それやめさせた方がいいんじゃないですか?」って。

やめさせてみたら、朝も昼もきちんと食べるようになった。

些細なことなんですけど、すぐに相談できる人がいると緊張から解放されるんですよね。

頻繁に顔を合わせていると、何かあっても、「一緒に見て行こうね」みたいな気持ちになるので親同士のつながりも密になります。

毎日いろんな人に支えられているなという、大きな安心につながっていると思います。

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