魅力的な人はご飯の数値を気にしない!糖質制限ダイエットを超える食べ方とは

「痩せたい・・・!」そんな思いが、あなたにもあるのではないでしょうか。

りんごダイエット、バナナダイエット、炭水化物抜きダイエットなど・・・様々なダイエット法がブームになってきたことからも、ダイエットに対する人々の関心の高さがわかります。

中でもロングヒットの糖質制限ダイエットは、糖質量を1日あたり130g以下(1食あたり20~40g)に抑えることで血糖を上げず、余った糖が脂肪に変わることを未然に防ぐ、というもの。

例えば、ごはん1膳(150g)には糖質55.2gが含まれるので、
“いつものごはんを減らすだけ”

“糖質以外のおかずは増やしてOK”
と、手軽でわかりやすく、成果が出やすいのが特徴です。

一方で、

「ボーっとして仕事にならない」

「便秘でつらい」

など、日常生活に支障をきたす人や、

「夜ごはんは、お腹がいっぱいにならず、減らせない」
と、葛藤し、悩む人も。

要チェック!糖質制限ダイエットの地獄ループに陥る傾向

□肌荒れしている
□体力がない
□睡眠不足

□忍耐力がない
□精神的に不安定
□継続力がない
□本当の気持ちがわからない
□自信がない
□集中力がない
□満たされない
□「もっと頑張らなきゃ」
□ストレス過多
□自己中心的
□人の想いに鈍感

□ごはんが楽しくない
□ごはんが美味しくない
□ごはんに飽きた
□食べ方が汚い
□食べられることに感謝していない

人間関係

□本音を言える友達がいない
□内面を隠してしまう
□成績・評価で判断しがち

数字で食べると、数字以外の大切なものを失ってしまう

ある人は、みるみるうちに減っていく体重に快感を覚え、「もっとイケる!」と進めていった結果、ある日突然、通勤中の電車で意識を失い、病院へ運ばれました。

また別のある人は、食品売り場で裏面を必ずチェックするのが癖になっていて、食材を見たら「糖質●gだな」とわかるくらい、覚えていました。食品に対して数字にしか目がいかないので、「今日は●g食べたから、明日は減らそう」と、いつもどこか追われる生活。

ファミレスに行っても、メニュー表に糖質が書いてあるので、

  • 一番糖質が少ない料理なら食べる
  • ドリンクバーでお茶だけ飲む


と、基本的に糖質ゼロに近いものを選ぶように。

パン屋さんの前を通った時には、ずっとそこで香りを嗅いで、「買いたいなぁ」とすごく悩みながらも「これを食べたらすべての努力が水の泡だ」と思い直して帰っていました。

でもたまに買って食べてしまい、「はぁ・・・食べてしまった」という罪悪感と、「すごく美味しいな」という幸福感・満足感を同時に味わうことも。

食べることだけで怖すぎる、間食を食べた日には「終わった・・・!」と思う。

無駄にドラッグストアやコンビニへと出かけて、満たされないことはわかっていながらも、商品を眺めて回り、〝不足感〟を紛らわす日々。

気付いたらすごく肌荒れしてきて、体調も良くならないし、精神状態も不安定だったのだとか。

数字に答えはない。

もし、数字に愛があるなら、みんなもっと満たされているのではないでしょうか。

数字で物事を見るということは、他のことに置き換えると、人のことも成績や数値・評価など、目に見えるデータだけで判断しがちということ。自分のこともそうです。どこの大学に行って、どんな成績で、どんな評価を受けるか、といったことを、必要以上に気にしていませんか?

食べ方=考え方

糖質のグラム数を追いかけていると、気付いたら、自分の本当の気持ちもわからない。心の本音を言える友達もいない。

表面上の数字や体裁だけ整えて、食事の中身はぐちゃぐちゃ。わかるのは「今日は糖質●g食べた」とかいうことだけ。

糖質ゼロの麺が入っているカップ麵(スープ)なども、別に美味しいわけではないですし、飽きます。すると、精神が不安定になって、ストレスが溜まってしまい、体力もなくなって、物事を継続できなくなってしまうんです。

そして、好き嫌いが多い。食べられないのではなく、糖質で選ぶから、糖質が少ないところだけ食べて、それ以外は捨てるとか、食べ方がすごく汚くなります。誰にも見せられないし、子どもにも当然見せられない。

追われるような気持ちは、自己中心的な思考から生まれる

食材に対する感謝が皆無。
畑で食材を育てることがどれだけ大変なのかということもわからない。
食品がいろいろな手間ひまをかけられて手元に来ていることも。
ごはんを作ることがどれだけ面倒かということも。

食材の裏にある、人の思いとか、時間とか、そういうものを感じられない自己中。

「自分さえ痩せればいい」
「自分さえ満たされればいい」
「自分さえよければいい」

そういう思考をしていると、自信がなくて、化粧も濃くなり、内面を隠したくなり、もっと頑張った方がいいのかなと思い、またいろいろなことに追われるように。

「痩せたい」と考えるのを辞めた瞬間。

本来の自分にやるべきこと、ふさわしいことが見つかったら、自然と体が作られていきます。ふくよかな体型は、「今はそれくらいの体重がないと、責任がある仕事だから乗り越えられないよ」というメッセージであることも。

〝自分の見た目〟よりも〝役割〟主体で生きるためには、「自分に適した体になって行くような食事をとった方がいい」と考えるようになったと言います。

糖質や睡眠時間、肌などを気にしていたことを、一切やらずして、結果として気がついたら得たかったものが自然ともうあった。
肌も髪の毛も人間関係も基本的に不調になることがない。

すごく精神が落ち着いて、集中力も高まった。

それが本来の食の力です。

ストレスに耐える精神力は、一日にしてならず

溜めたものは、自分が精神を崩したタイミングで出てきます。
若くて元気な時は、何を食べても大丈夫でしょう。

でも大人になって働きだし、いろいろな圧がかかって、精神が不安定な時などは、よりライフスタイルも崩れてきます。

その時に鬱になったり、「仕事嫌だー!」と逃げ出したりしないためには、食べ続けることで年々少しずつ忍耐力をつけていくほかないのです。

少しずつでも自分の生活と食を整える。

糖質制限の前に、まずは本来素材の味が味わえるような食を食べること。

いくら素材にこだわって作ったと言っても、〝その人がどんな思いで作ったか〟がすごく反映されるんです。

素材には添加物が入っていなくても、

  • 食材を作っている生産者の気持ち
  • そのあと調理する人間の心

がネガティブだったら、その素材も元気がなくなってしまいます。

結局は、心身ともに元気な人が作る・料理するのが、一番。

自分が元気である状態でご飯を作るのと、元気がない状態でご飯を作るのとでは全然違います。

それを食べて、大事な人も体が作られていくので、派手な・奇抜な料理を作ろうとしない方がいいんです。

一方で、動物のエサのような食事(野菜スティックみたいな素材そのままの料理とか・・・)を出していたら、愛する人は帰ってこなくなるでしょう。

そうではなくて、安心できる、温かいご飯とお味噌汁が食べられるような生活が当たり前になったら、と思っています。

自分が変わると孤独になる期間もある

自分が食べたいものを一緒に味わえる人でないと、仲間になりません。
だから自分が食べ物を変える、食べ方を変えるということは、自分の周りも変わってしまうということ。それが嫌で、合わせて同じものを食べていても「このまま行ったら自分はめちゃくちゃだな」と思う瞬間が、いずれ訪れます。

遠慮も我慢も捨てて、

  • 食事の誘いも断る。
  • 遊ぶのも断る。
  • 毎回お弁当を持って行く。

とやったら、確かに孤独になります。周りも「理解できない」という反応を示すでしょう。

でも、その期間を抜けた後、自分が本当に食べたいと思っているものを、同じように食べたいと思える仲間に出会えます。

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