はじめまして。大学受験塾ミスターステップアップ卒塾生の梅原啓太と申します。
現在は、明治大学の政治経済学部に通う、大学三年です。普段は塾講師、家庭教師、最近では浅草で人力車引きの仕事と、いろんなことに挑戦する毎日です。
その合間を見つけて、週にわずかですが「白金ゆにわ」の方にお手伝いに行っています。
スタッフの辻内さんや坂井さんからは「大学生のうちは、自分のやりたいことをやるのもいいけど、学業を疎かにするなよ」と言われてますので、もちろん勉強にも励みつつ、なんなら教職課程をとったり、大学のゼミナールのゼミ長もやったり、色々なことに挑戦しています。
体力がそんなにあるほうではないんですが、それでもこうやってギリギリまで追い込んで、自分を鍛えよう、と思えるのは「ゆにわ塾」の存在が大きいです。
ゆにわ塾=心のより所
私にとって「ゆにわ塾」は、いつでも「帰ってこれる心のより所」だと思っています。
全力でぶつかっていって、ボロボロになって、そのたびに音声や動画、ブログ等でエネルギーをいただいています。そしてまた頑張れる。そんなサイクルです。
本当はみんな、熱く生きたいんだ
こんなことを言うと偉そうなのかもしれませんが、正直、大学って、学生も教授も〝冷めて〟います。
「大学は人生で最後の遊べる期間だから、今のうちに遊んどかないと損だよ」とかいって、毎日遊んでみたり、そのためにバイトしたり。
大学の授業は、そんなモチベーションの低い学生を扱うので、教授の熱意も冷めてくる。
だから実際に、10年間ずっと同じ資料を使い続けて、なんの改良改革もしない教授がいたり。はじめは熱い気持ちを持っていた人も、周りがみんな冷めていると、その影響で冷めてしまう。
でもね、友達と深く話してみると、やっぱりみんな心のどこかで「頑張りたい」、「熱く生きたい」って思っていることがわかったんです。
しかし、動ける「エネルギー」が無いだけなんですね。だったら、自分がその熱源になってやろう、って気持ちで、励んでいます。
あの〝生き様〟に感化された
私はミスターステップアップの塾生だった頃に、心が熱くなる話、志に火がつくような話、モチベーションアップする話を、たくさん聞いてきました。
そしてふと周りを見ると、「ゆにわ」で働くスタッフの皆さんが、熱い生き様を背中で語ってくれていたのです。
社員食堂ゆにわ、御食事ゆにわ、べじらーめんゆにわ、茶肆ゆにわ、どこへ行ってもそう。当たり前のように、「誰かのために、一生懸命」に働くスタッフさんがいる。
そんな姿を見て、思ったんですよね。「あぁ、この人たち本物だ」って。
でも、いくら感化されても、結局、最後にやるのは己だということも教わりました。だから今まで精一杯、自分と向き合ってきたつもりです。
そうするうちに、誰かに幸せになってもらうためには、結局「生き方、生き様」が大事なんだなっていうことが、頭で理解するというより、すっと腹に落ちてきたといいましょうか。
だから、たっくさん勉強して、アクションして、東京というこの地で誰かが幸せになれるような、そんなお手伝いができたらいいなと思って、本気で毎日ぶつかれるんです。
大学で頑張れるのは、ゆにわの皆さんの熱い生き様が、目に焼きついているおかげです。
毎日がターニングポイント
入塾してから、また大学に進学し、ゆにわ塾に入ってからもそうですが、「色んな出来事にテーマが隠れている」と思いながら生活するようになりました。
実は、僕はミスターステップアップで塾生として過ごす最後の日(国公立後期試験の終了後)に、先生たちからけっこう厳しい言葉をいただいたんです。
もう最後の日なんだから「よくがんばったじゃん!」という感じなのかなぁ、なんて思っていましたが……。違いました(笑)
その時の自分に足りなかったこと、甘かったことを、これでもかってほど言っていただいて。
僕は「そんなことは夏くらいにいってくださいよー」って苦笑いをしながら返しをしたら、先生方から「うん、同じことを夏にも言ったよ」って。
聞いてなかったわけじゃないんです。話を聞くときは常にメモをとっていましたし。居眠りなんて当然してません。「聞いていたんです」確かに。
でもそれって自分基準で、自分で納得できる範囲で聞いていただけだった。高い基準からしたら「聞いてなかった」わけです。
聞いてるようで、聞いてない。
分かってるようで、分かってない。
向き合ってるようで、向き合ってない。
そうやって僕は、その日を境に心から「自分基準はもう止めよう」っ思ったんです。心の底から。
ゆにわ塾はもちろんのこと、関わる全ての人の声、響きに静かに耳を澄ましていこうと。日々、瞬間瞬間、進化できることを知りましたし、毎日ターニングポイントなんだなって気づきました。
「白金ゆにわ」で学んだこと
白金ゆにわのお手伝いを通して一番、学んだのは「祈り」だと思います。
白金ゆにわは、なんと神社の横にあるとってもすごいお店なんです。毎回お手伝いする前には、手を合わせて、白金氷川神社にてお祈りします。
「祈り」って、特別なものじゃなくて、日常のなかで普通にやったらいいものなのだと知りました。
来てくださるお客様に幸せになっていただけますように、と願うときって本当に余計な自我がなくなるので。
ごちゃごちゃ考えていても、誰かの何かの幸せを考えると、すっと元通りになっちゃう。そうやって、いつもフラットな状態でお店の手伝いができるようにしています。
最近では、羽賀さんに祈りを教えていただいて、さらに祈りのありがたみを感じています。
これからは、白金ゆにわの魅力を、もっともっと発信して、広げていけたらと思っています。