日本古来のス-パ-フ-ド「梅干し」の知られざる働き

Photo by NITTA kimihiko

「ごはんに梅干し」は日本人の活力の元!

現代では、様々な健康食品が溢れていて、自分の意志であらゆるものを食べることができます。

それなのに、元気いっぱいの人って、少ないように感じませんか?

なぜか、みんな疲れていて、無気力さに悩む大人や、元気のない子供が増えていますよね。

その理由のひとつに、食事環境の乱れがあります。

普段、私たちが何気なく口にしている食事は、思ってる以上に精神や肉体に大きな影響を与えています。

今では、ファストフードやサプリメント、コンビニ食などが、便利で美味しいということで流行っていますが、これらには食品添加物がたくさん含まれています。

それによって、現代人の味覚は狂い、素材そのものがもっている素朴な味をおいしいと感じられなくなっているのです。

日本の伝統的な食事(炊き立てのごはん、お味噌汁、梅干し)は、世界に誇るスーパーフード。

これらを感謝しながら食べているだけで、トレンドになっている健康食品に手を出さずとも、いつまでも若々しく、健康でいられますし、心にも栄養がいきわたります。

そう、元気の「源」になるのは「美味しいごはん」なのです。

 photo by NITTA Kimihiko

炊き立てのごはんを食べることで、正のエネルギーを補給することができます。

また、味噌、梅干しなどの発酵食品は、負のエネルギーを退けてくれる働きがあり、身体から余分なものをそぎ落としてくれます。

今回は、そんな日本が誇るスーパーフードである「梅干し」にスポットを当ててお話しますね!

本物の梅を知っている人はどれくらいいるだろう?

私たちには、昔ながらの本物の梅を、皆さんの食卓に届けたいという思いが、ずーっと前からありました。

近所のスーパーなどで売られている梅干しは、食品添加物まみれで、梅干しがもつ本来のパワーは消えてしまっています。

日本の伝統的食品が、食品添加物なしでは成り立たなくなっている、なんとも悲しい現実から、目を背けるわけにはいきませんでした。

だって、梅干しがもつパワーって本当に凄いから!


photo by NITTA Kimihiko

これまでも、自分たちで梅を仕入れて作り、御食事ゆにわでお出してきました。

大自然の中で愛情をいっぱいに受け、製法にもこだわりぬいたゆにわの梅は、一くち口に含むと梅本来の酸っぱさが口の中いっぱいに広がります。

しかし、時間も手間暇もかかりますから、みなさんの食卓に届けるほど大量にはできませんでした。

梅の妖精との出会い

それでも、本物を多くの人に伝えたい―。

その想いが天に通じたのか。

昨年、ゆにわの想いに共感して下さる和歌山県の唯一の特別栽培をしている梅農家さんと出会い、梅畑ごと監修させてもらえることになったのです。

この農家さん、梅一筋40年の「ザ・良い人」私たちは、梅の妖精と呼んでいます(笑)

梅のプロフェッショナルの方々と。真ん中の人が梅の妖精。)

 

梅農家さんが何十年も手間暇をかけ、化学肥料を使わずに大切に育てられた、山の斜面にある梅畑には、足を踏み入れるだけで元気をもらえるような、ふかふかで豊かな土が広がっていました。

梅ひとつではなく、そこを取り巻くもの全てからエネルギーの高さが伝わってきます。

そこから、ご縁がご縁を呼び、梅のプロフェッショナルの方々と繋がることができました

私たちは、出会った瞬間から意気投合。

「力を合わせて本物の梅を日本中に広めよう!」と一致団結し、出来上がったのが「ゆにわの梅干し」です。

日本のスーパーから姿を消した「本物の製法で作られた梅干し」

そもそも、いま世の中に出回っている梅干しと、昔ながらの梅干しはなにが違うのか?

正しい、昔ながらの製法で作られているものは非常に優れた食品で、クエン酸・リンゴ酸・コハク酸・酒石酸などが豊富に含まれています。

塩分濃度は18~20%。

それゆえ、昔は、梅は塩の役割を担っていました。

十分な塩分濃度があることで、熟成され本来のうまみがでますし、常温で長期間の保存が可能となるのです。

「見て!このキラキラした梅!」と言って写真をみせてくれた梅の写真。)

 

戦国時代には、梅干しは武士たちの携行食として重宝され、保存食、生水の殺菌、傷の消毒などにも利用されていました。ごはんの甘味と、梅干しの塩気だけで、十分な活力が湧いたのです。

それが、今ではどうでしょう。「梅干しは健康に良い」という噂が広まったことによって、梅を食べる人の裾野は広がりました。

しかし、減塩志向により、昔ながらのしょっぱい梅は嫌煙され、梅単体で食べても美味しいようにと、塩分濃度の低い味付け梅干し(甘い梅干しやカリカリ梅)が多く出回るようになったのです。且つ、価格帯もリーズナブル。

けれど、ここに落とし穴があります。リーズナブルな梅干しの塩分濃度は、10%未満(健康に良いイメージのある減塩のものは5%のものも)。

低い塩分濃度で長期保存することはできないため、ここで合成保存料が大量投入されるのです。

酸っぱさの元であるクエン酸を抜くと、同時に他の栄養素がなくなりますし、甘さを出すためにステビアなどの人工甘味料が使われます。

さらに、美味しそうな見た目にするために、発色剤、着色料が添加されているものも少なくありません。

すっぱくない梅干しをつくろうとすればするほど、不自然なものが出来上がり、かつて、「自然の万能薬」と呼ばれた本来の梅干しからは、程遠いものになってしまうのです。

ゆにわの梅干し

ゆにわの梅干しは、良い梅だけを使っているのはもちろんのこと、私たちが使いたいと思った天然塩を調達し、塩分濃度を色々と試して味見を繰り返して出来上がりました。

塩分濃度は20%で。販売されている梅干しとしては最高濃度にあたりますが、味わいはまろやか。クエン酸も通常の2割増し。

さらに、梅酢に漬けているので、月日を重ねるごとに、ミネラルが積み重なっていきます。

すっぱいものが苦手だった人も、ごはんと一緒に食べると、とても幸せな気持ちになれるはず。

また、子どものころに本物の味を知ることで、感性も豊かに育つので、お子様たちにもお勧めです。たった一粒の梅から生み出される幸せを、ぜひ感じてみて下さい。

ゆにわの梅干し 12粒入り / チューブタイプ


手間暇かけた「根づくり、葉づくり、実づくり」。木くずを敷きつめて梅畑の中でいのちを循環させている。

 

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