あまり知られていない「お稲荷さん」の起源
通称“お稲荷さん”として有名な稲荷神社。
全国約3万社ある稲荷神社の総本宮は、京都府にある伏見稲荷大社です。
毎日多くの参拝客が訪れる、外国人にも大人気の観光スポットになっています。
稲荷神社は百済からの渡来人である秦氏(はたうじ)が、1500年ほど前に作った神社で、元々稲荷神は日本の神様ではありませんでした。
秦氏は農耕、土木、鉄鋼などに長けており、秦氏を重用した豪族は大いに発展していきました。
国を支えるためには、食料はとても大切なもの。
そして、その国を支えていたのは多くの農民でした。
江戸時代の民の80%が農家だった為、民も秦氏の教えのまま農耕に励み、五穀豊穣に恵まれました。
次第に、そこに手を合わせれば何か御利益があるのではないかと、多くの民はこぞって参拝するようになったのです。
こうして、稲荷神社は全国に広がっていったのです。
その後、五穀豊穣の神として宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)が祀られるようになります。
「稲荷=キツネ」というイメージはどこから?
稲荷といえば、キツネと思われている方が多いと思いますが、そうではありません。
稲荷神社の祭神は、宇迦之御魂神で、稲荷神とも呼ばれています。
稲荷伸は、人格神です。稲荷とは飯成(いいなり)の神。
名前にある“ウカ”とは穀物、食べ物を表します。
そのことから、穀物の神様として祀られてきました。五穀豊穣の女神さまです。
ではなぜ「稲荷=狐」と言われるようになったでしょうか?
それは、御祭神である、宇迦之御魂神に仕えるご眷属が、狐だからです。
春の時期になると、五穀豊穣の神様は山から降りてきて、秋の収穫の時期まで、田を守ってくれるという神話があります。
そして、古来より狐は、春になると田に害を及ぼすネズミを食べ、秋には山へ戻っていくことから稲の神様の使いと信じられてたのです。
稲荷大社の駒狐を見たことがある人はご存知かもしれませんが、口に稲穂、巻物、鍵、玉などを咥えています。
これは、「稲荷神の功徳を咥えて狐が現れますよ」という意味です。
なぜ「お陰信仰」はオススメできないの?
さらに、稲荷伸は、時代の変化に伴い、山に行けば五穀豊穣、海に行けば大漁の神、そして都市に行くと商売繁盛の神様として発展を遂げていきました。
そして今では、稲荷神社は商売繁盛や自己実現などの神様として、信仰されるようになりました。
あの特徴的な千本鳥居には、願い事がたくさん通るという意味があります。
そして、願ったことをすぐ聞きいれてもらえる、即効性のある神社でもあります。
しかし、その分しっぺ返しや悪い意味での見返り(仕返し)が大きい神社でもあります。
「あなたの願望、叶えてあげましたよね?だから、その分だけお前もなんかよこせよ」って。
願望が叶いやすい分、奪われるものも多いんですね。これを、お陰信仰と言います。
私たちはあまりお勧めしていません。
稲荷大社が日本で断トツ一位のお賽銭が収められているのも、多くの人が功徳欲しさに参拝しているからなのでしょう。
しかし、昔から日本人が行ってきた祈り方は、このようなものではありません。他人の幸せを祈り、自己の魂や心の成長を祈りっていました。
自分の利得ばかりを祈っていると、ただ単に願えさえ叶えばいいっていう自己満足的な信仰心に繋がりやすいので、本物の神様もお隠れになってしまいます。
見返りを求めない祈り方こそが基本
祈りの基本は、ただただ人の幸せを願う「祈り」です。
誰かの幸せを祈るときは、「具体的にこうなってほしい」という結果を願うのではなく、ただただその相手が幸せ委なっているところをイメージするのです。
大切なのは、形式よりも、言葉よりも、“想いの熱さ”と“臨場感”。情感を込めて、その人が明るく、温かい笑顔になって、熱く、元気になっている姿をイメージします。今まさに目の前で、それが実現しているかのように。
そのようにして、毎日誰かの幸せを祈る。
朝一番に、たった数分でも手をとめ、その日の流れをイメージして、出会う人、お世話になる人挨拶する人、会話する人、一人一人の顔をイモい浮かべながら、ただただ純粋に幸せを祈りましょう。
詳しくは、書籍「神社ノート」をご覧ください。
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